F1マイアミGPのスプリント予選で、ダニエル・リカルド(RB)は2列目4番グリッドを獲得。この好結果にリカルドは自信を深めており、スプリントでのポイント獲得を期待している。
リカルドは2023年にアルファタウリからF1に復帰したが、2024年シーズンは開幕から苦戦。チームメイトの角田裕毅に差をつけられる場面が続いた。
■角田裕毅「2回プッシュした方が、僕らにとっては良かったかも」マイアミGPのスプリント予選SQ2の1アタック作戦が裏目に……しかしマシンには手応え
ただ中国GPでシャシーを交換したことをきっかけにリカルドは復調。マイアミGPではアップデートも投入され、リカルドはさらに調子を上げてきた。
スプリント予選では角田がトラックリミット違反もあってSQ2敗退となる中、リカルドはSQ3に進出。ここでリカルドはレッドブル、そしてフェラーリ勢に次ぐ4番手という好位置を確保した。
初日の走行終了後にチームのプレスリリースへ寄せたコメントの中で、リカルドは状況が好転し、クルマにも自信を持てていると語った。
「今日は本当に良い感じで、クルマにも自信が持てているし、2列目なんて素晴らしいよ! チームはここ数レースでアップデートを持ち込んでくれていて、中国では僕のシャシーを交換して、マイアミでは新しいフロアを投入してくれた」
「状況は好転しているようで、チームも僕自信も、今日成し遂げたことを凄く誇りに思っている。SQ1から良いセッションスタートになった。最初にミスをしてしまって、少しプレッシャーがあったとしてもね」
「それから良いラップを刻んで、SQ2から上げはじめた。(SQ3での)ソフトコンパウンドはもっと速くなるだろうと予想していたから、僕のラップが4番手になったのにはちょっと驚かされたよ」
「そのかわりソフトタイヤはミディアムタイヤと比較してあまり良くなかった。ウォールにも2回接触してしまって、チームには『マジで全てを出し切ろうとしていた』と無線で伝えていたよ」
なおリカルドは取材に対し4番手という上位からのスタートにあたって、スプリントでは表彰台を含めて「何でも夢見れる」と語っている。
「前方からスタートできるのは良いよね。中団から抜け出すというだけでも、その観点からは良いよ。普通(中団では)少し混乱があるんだ」
「だから最初は先頭をリードする人達についていければ良いね。短いレースだから、最初の数周で彼らとの戦いを乗り越えて、最後は良いポイントを獲得できればと思う」
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